石川県 M.Y 様

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作品データ

応募日
2004年12月22日
製作日数
-
製作費用
-
DIY歴
-

使用した商品

セランガンバツー製ラティス

応募者のコメント

ようやく、オールシーズン対応型のウッドデッキ北陸仕様が完成しつつあります。 せっかく作るウッドデッキなのですから“一年を通して快適に使用できるウッドデッキを!”と言うコンセプトをもとに作製いたしました。

よく庭先に当初は賑やかだったかも知れない色褪せたウッドデッキが、特に雨の日なんかには、とても淋しそうに佇んでいるのを見かけます。 せっかく作ったのに数年で朽ちたり、使わなくなったりしたらガッカリです。 そこで我が家のウッドデッキは、雨の日も、風の日も、そして雪の降る日も、出来るだけ快適に使える、そんなウッドデッキを作ろうと思いコツコツと作り上げました。 実は、ウッドデッキ作製を計画したのは約3年程前で、それからの2年間は頭の中で、ああでもない、こうでもないと、思案しつつ計画を暖めていました。 ここは北陸ですので、冬には2~3回 約50cm 前後の積雪があり、しかも近くに潟があるため、夏には多くの蚊が発生します。 そんな中で、快適にウッドデッキを使用できるようにするには、

  1. 先ず積雪に耐える強度を持つ屋根があること
  2. 蚊による吸血防止のための防虫ネットを取り付けること
  3. できるだけ開放感を残すこと
この3点をクリアしなければなりません。
そこで木材には強度があり、しかも耐候性・防虫性の高いサイプレスが最適であろうと考えチョイスしました。 ちょっと加工には大変でしたが、寒暖の激しい北陸では耐久性が一番ですから苦労とは感じませんでした。 また、屋根材と周りの壁材として透明のポリカーボネイト波板を使用しました。 もちろんラティスにも耐久性の高いセランガンバツーを使用しています。 本当は、サイプレスのラティスが欲しかったのですが ...。 あと、夜に行うバーベキューの為に、照明も2カ所に取り付けてあります。 作製に使用した工具、バーベキュー用の七輪等はマンホール点検口を兼ねた床下へ収納可能です。

実際作製に取り掛かったのは 2004年4月の下旬ですから、現時点で既に約7ヶ月以上掛かっています。 仕事と趣味の合間に一寸ずつ時間を見つけ作ったのですから致し方ありません。 来年には、周囲の窓部に防虫ネットを取り付ける予定です。

苦心したことは、作製する窓部の壁には既にR型テラスと配電盤が設置されていたことと、一方、庭先には下水道マンホールと水量計があったので、設計に苦慮したことです。 これらの使用目的を損なわないように上手くウッドデッキと共存できるようにと気を使いました。 細部にわたる“こだわり”は、写真から読みとってみて下さい。 最後に、私の様な初心者でも、たっぷり時間を掛けて、じっくりと計画を錬り、コツコツと根気よく作製すれば、必ずお気に入りのウッドデッキが作れると確信致しました。 皆様のウッドデッキ作製の参考になれば幸いです。

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